心理学検定とは
ご挨拶
一般社団法人日本心理学諸学会連合(日心連)
心理学検定のホームページにようこそ
昨年は、コンピュータを導入した検定(Computer Based Testing; CBT)とすることで、心理学検定の新たな再開を果たすことが出来ました。現在、2022年第15回心理学検定の7月19日(火)~8月31日(水)の実施に向けて、心理学検定局を中心に準備が進められております。詳しいご案内は、心理学検定の更新情報をご覧ください。また『心理学検定 公式問題集 2022年度版』は3月中旬発売の予定となっています。
昨年の第14回心理学検定では、8月1日~31日の1か月の間、全国47都道府県での受検が可能となりました。昨年6月下旬に始まった第5波の新型コロナウイルスは、8月20日に過去最多となる2万6千人に迫る新規感染者数を記録していました。それにもかかわらず、この間に受検された方は延べ人数で6,695名に上り、CBTに基づく検定試験方式によって滞りなく検定試験が実施されただけでなく、この試験方式が受検者の方々にとって利便性の高いものであったことがわかりました。さらに、地域によっては1か月の試験期間が短い場合があることから、今回はこの期間を延ばすこととなりました。この方式での検定試験に、今後ともご理解ご協力を賜れば幸いです。
心理学検定は、心理学関連56学会によって構成される日心連の重要な事業の1つであり、その検定試験はこれらの学会から推薦された各分野の専門家によって、これまで作問、採点されてきた歴史があります。それに加えて、この度のCBT化に伴うメリットを活かし、2023年以降、日心連では年内複数回(例えば春期と夏期など)の受検を可能にします。大学院入試の際の本検定の利用を一層促進していくことも視野に入れて、皆様の利便性をさらに向上するべく検討を続けていく所存です。
どうか、皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。
2022年3月1日
- 一般社団法人日本心理学諸学会連合
- 理事長 坂上 貴之